製品紹介

TEトランス(Ecology&Economy Transformer)

小型・軽量・薄型、高効率、省エネルギー
あらゆる用途に最適な電源を提供する、コイルボビン式巻鉄心変圧器

概要

コイルボビン式巻鉄心変圧器“TEトランス”は、コイルに鉄心を巻くという発想のもとに製作される、小型・軽量・高効率なトランスです。

標準タイプとして、
100VA
150VA
200VA
300VA
500VA
750VA
1kVA
1.5kVA
2kVA
2.5kVA
3kVA
5kVA
6kVA

各単相の11種類があり、縦型(Aタイプ)、横型(C2タイプ)から選べます。
また、3台を組み合わせることにより3相タイプの製品も製作可能です。

特徴
  • 小型・薄型、高効率:汎用トランスに比べ、約半分の容積
  • 軽量:汎用トランスの約45%軽量化
  • 省エネルギー:独自のノーカット巻鉄心の技術により省エネルギー化を達成

豊富なラインナップ(標準仕様)
    • 入力電圧100V~220Vまで対応
    • 出力電圧100V~220Vまで対応
    • 容量は、100VA~6kVAまで対応

※電圧、容量はご要望に応じて製造

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TEトランスの紹介

TEトランスの全体構造

1.鉄心性能をフル活用できる
コイルに鉄心(方向性珪素鋼板)を巻くことによって、鉄心有効断面を均一にでき磁路が短くなり、方向性珪素鋼板の鉄心性能をフル活用できる。
2.鉄心に切断・ギャップがない
ノーカットの巻鉄心構造は、構造単純で鉄心に切断面やギャップ(接合部)がないため、漏洩磁束が少なく騒音や振動も発生しにくくなっている
3.コイルボビンを使用
コイルボビンの鉄心巻き込み部の曲率が鉄心内径と同一なので、鉄心特性を損なわず鉄心の巻き込みを行うことができ、またコイルボビンと鉄心が一体構造に仕上がり、高い絶縁性能と正確な寸法形状を実現しています

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― 方向性珪素鋼板とは -
全体が磁化されやすい方向を持つ結晶粒から成る鉄に約4%のシリコンを含む鋼板。
磁化されやすさ (磁化率) は,結晶方向のほか結晶粒の大きさ,粒内の構造欠陥密度に依存するため,数回の圧延加工と焼なましを繰り返し,最終的には約5%程度で圧延方向と所要の結晶方位を一致させ,しかも粗大結晶粒の集合組織とする。

省エネ型・低価格

ノーカット鉄心独自の鉄心巻込技術、方向性珪素鋼帯の採用により鉄損を大幅に減少させ、省エネルギー・運転経費の抑制に大きく貢献しています。また、同期整流回路などの省エネルギー技術と併用することで、更に効果的な結果が得られます。価格についてもお求め安い低価格を追求。

鉄損の比較

効率の比較

小型・軽量・薄型

独自のコイルボビンで巻鉄心構造が可能にした小型・軽量・薄型の省スペーストランスです。しかも設置方法は立てても横にしても使用できますから。収納効率も大幅にアップしました。

外形寸法の比較

TEトランスは、従来(EI型)トランスの約1/2のスペースに収納できるのよ!

重量の比較

重量も約1/2の仕上がりで、運搬時や取付け時の安全性・作業性を高めることができるんだ!

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